bjリーグ「秋田ノーザンハピネッツ」が3月26日・27日、静岡県武道館で開催予定の「浜松・東三河フェニックス」戦から試合を再開する。
試合再開を発表する秋田プロバスケットボールクラブの水野勇気社長
東日本大地震の影響を受け、予定していた試合を中止して街頭で義援金募金の呼びかけなど被災地支援活動に取り組んできた同チーム。「被災地支援のために私たちがやるべきことは、バスケの試合を通じて地域の皆さんに元気や勇気を伝えること」(秋田プロバスケットボールクラブ・水野勇気社長)と試合再開を決めた。
今後、試合会場で義援金募金活動を行うほか、チーム収益の一部を被災地への寄付に充てるなど、「復興支援ゲーム」の位置付けで行う。
特に甚大な被害を受けた「仙台89ERS」が活動休止に追い込まれていることから、「同じ東北のチームとしてエールを送りたい」と、選手が着用するユニホームの背中に「Go Go!89ERS!」「がんばろう東北」と記したエンブレムを付けることも決めた。
ホームゲームは4月2日・3日、湯沢市で開催の「新潟アルビレックスBB」戦から再開する。節電に協力するため、18時予定の試合開始時間を13時に繰り上げて行う。