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秋田県、岩手向け救援物資提供を呼びかけ-初日から提供続々

県民からの救援物資が続々と持ち込まれる「秋田県庁」ホール

県民からの救援物資が続々と持ち込まれる「秋田県庁」ホール

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 秋田県が3月16日、東日本大地震で被災した岩手県向け救援物資をとりまとめる窓口を設置して提供を呼びかけたところ、県民から衣類などの物資が続々と持ち込まれた。

救援物資の仕分け作業を行うボランティアスタッフ

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 岩手県が混乱を避けるため小口の救援物資の受け付けを行っていないことから、秋田県庁本庁舎などに個人からの受付窓口を開設した。受付開始直後から衣類などの救援物資が続々と持ち込まれ、初日だけで約700人の県民がミカン箱にして1,000個以上を持ち込んだ。

 受け付ける物資は、新品の「下着」や新品かクリーニング済みの「衣類」、タオル類などだが、現在、被災地が寒冷に見舞われていることから、「防寒具」も早急に受け付ける。「生もの」「冷凍食品」「消費期限が1カ月以内」などの食品類は受け付けない。

 窓口への持ち込みに限り、郵送などによる受け付けは行わない。物資は、男女別や大人・子ども用など内容を記載した段ボール箱などにまとめ、品名・数量・サイズなどを記載したリストを添付して持ち込む。

 「お寄せいただいた物資は職員やボランティアスタッフが仕分けし、自衛隊の協力も得ながら被災地に届ける」(県民文化政策課の担当者)が、「既に保管場所の許容を超えた」ことから、18日以降、受け付けを一時休止する場合もある。

 「秋田県庁正面中央ホール」と県内7カ所の地域振興局で受け付ける。受付時間は8時30分~18時(土曜・日曜・祝日=9時~17時)。問い合わせは県民文化政策課企画班(TEL 018-860-1513)まで。

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