エコロジー活動などに取り組むグループ「SiNG(シング)」(秋田市川元松丘町、TEL 090-2363-0398)は、秋田ならではのオリジナルデザイン・タンブラーを作るコンテスト「あきタン・コンテスト」を開催している。
飲料容器の「タンブラー」は、一般に二重成型された透明なプラスチック製で、本体に写真などを挿入することができるものも多いことからオリジナルデザインが作りやすく、環境問題への関心の高まりなども手伝って大手カフェチェーン店では人気の商品となっている。
同コンテストは、タンブラーに挿入する写真やイラスト作品を募集するもので、テーマは「秋田」。同会の武内伸文代表は「秋田の魅力を地元や県外に向けて情報発信する趣旨から、秋田名物として広く認知されているものよりも、『新しい秋田』を表現したものを高く評価する」としている。
応募作品は、8月20日~26日まで「秋田ニューシティ・インナープラザ」(大町2)で展示し、一般投票を経て、8月26日に開催予定の審査会で優秀作品5~6点を選出する。優秀作品は秋田オリジナルタンブラー「あきタン」として商品化し、同会主催のイベント会場などで販売する予定。
武内さんは「秋田の魅力を新たに気付かされるような作品を求めている。タンブラーの愛称を『あきタン』としているが、県内外を問わず、手にする人にとって秋田の魅力を発見してもらえるものになれば」と話している。
作品の募集締め切りは8月20日。