地元のご当地プロジェクトなどを手掛ける高橋大さんが8月10日~15日、「戦う秋田名物~地産地消ヒーロー・キャラクター周辺造形展」をアートスペース・ココラボラトリー(秋田市大町3、TEL 018-866-1559)で開催する。
「秋田県民の秋田県民による秋田県民のためのキャラクター」がコンセプトのご当地ヒーロー「超神ネイガー」。今年で5周年を迎えたことを記念し、同プロジェクトで周辺造形物の制作やキャラクター設定なども手掛ける高橋さんが、「倉庫に眠る造形物の虫干しも兼ねて」企画した。
ショーイベントで1度使しか使ったことがないという珍しい周辺造形物や未発表のテレビ番組向けシナリオ、キャラクター設定画のほか、由利本荘市の「いかだ下り大会」やご当地屋台プロジェクト「たこたんぽ本舗」など、これまでに高橋さんが取り組んできた関連作品や資料約30点を展示する。
「わたしが手掛ける制作物やネーミングの多くは地元に由来するが、思いつきで作っているのではなく、地域の伝承や歴史を研究することを基本にしている。試行錯誤しながらアイデアをまとめるプロセスや、制作物の創作意図をくみ取ってもらえればうれしい」と高橋さん。「展示会が地元の若い皆さんにとって、新しいプロジェクトを始めるきっかけになれれば」とも。
期間中、同展向けに製作したオリジナルピンバッジ「だじゃく組合員章」を限定販売するほか、初日のオープニングイベントでは「たこたんぽ」や直径65センチの器に盛り付けた海鮮丼「特大ホジナシ丼」も振る舞う。「飲食の差し入れや持ち込みも歓迎」(高橋さん)。
展示時間は11時~20時。オープニングイベントは18時30分~。入場無料。