朝食をとりながら地域のこれからについて考える社会人向け勉強会「アキタ朝大学」が6月11日、開かれる。
「アキタ朝大学」の東京キャンパス「ゼロダテ・アートセンター東京」
「早朝の時間を有効に使って、地元で頑張る皆さんと交流したり地域を考えたりする場にしたい」(主宰の金澤太郎さん)と4月から毎月1回、秋田市内のホテルなどで開いている同勉強会。
3回目の今回は、大館市を拠点に東京でもアートスペース「ゼロダテ・アートセンター東京」(東京都千代田区)の運営を手掛けるなど、アートを軸にしたまちおこし活動に取り組む同団体スタッフらを講師に迎える。
テーマは「アートと地域活性化」。水中写真家・中村征夫さんの写真ギャラリー「ブルーホール」(潟上市)を「秋田キャンパス」、同アートスペースを「東京キャンパス」として同時開催し、USTREAMを使ったインターネット生中継で両会場をつなぐ。
ゼロダテの松渕さんは「人が実際に集まることに価値がある。秋田での取り組みをうらやましい思いで見ていたが、これをきっかけにネットワークを広げられれば」と、初となる「東京キャンパス」での開催に期待を寄せる。
秋田市在住の金澤さんは「今回はアートがテーマなので、クリエーティブな発想ができるよう両会場を選んだ」とし、「首都圏で地元の秋田を考える皆さんと意見交換を通じてつながりを持てれば」と話す。
開催時間は6時30分~8時。