空き物件を活用したまちづくり企画「参画ケイカン」が2月19日~28日、秋田市新屋商店街で開催される。
国土交通省の「地域景観づくり緊急支援事業」で行われる「空き店舗調査」事業の一環として、同商店街の空きビルや職住一体型の住居・町家など6カ所をメーン会場にNPO法人「新屋参画屋」(新屋表町)と秋田市が企画した。
同NPOが「新屋行事」と銘打ち、町家のリノベーションがテーマのコンペ作品の展示や、町を大型の懐中電灯で照らすライトアップなどを行うほか、大町のアートスペース「ココラボラトリー」(大町2)とデザイン事務所が、リユースをテーマにクラフト作品の展示や同商店街の古い町家にある古道具のオークションを空きビルで行う「新ココラボ屋」を期間限定で開店する。地元でアート企画などを手掛ける「アートプロジェクトあきた」は、同商店街の伝統的な町家「渡邊幸四郎住宅」を会場にアート作品展「ハイブリッド2」を開催するなど、期間中多彩なイベントを予定する。
担当の石田敬太郎さんは「新屋の住民はもちろん、広く市民の活動や参画が通り沿いにつながることで新屋表町通りの景観になる。気軽に足を運んでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~18時。月曜休み。入場無料。
詳細はホームページで確認できる。