秋田のご当地キャラ「ちびっコなまはげ・がおたくん」の着ぐるみが3月1日に完成し、今月下旬から地元のイベント会場などで活動を始める。
秋田市のクリエーター・今野仁さんが手掛ける同キャラは、昨年4月、地元出版社から絵本が出版されたことをきっかけに、菓子類のパッケージや県観光課の韓国人観光客向けサイトのイメージキャラクターに採用されたりするなど話題の新キャラ。
昨年7月、「1~2カ月あれば作れるだろうと気楽な気持ち」(今野さん)で知人らと同キャラの「着ぐるみ」製作を始めたが、「布や接着剤など素材の扱いに想像以上に苦戦」(同)。着ぐるみの製作実績がある知人や地元劇団員など延べ約15人の協力を仰ぎながら、約8カ月かけて完成にこぎ着けた。
今野さんは「絵本から飛び出した『がおたくん』なので、着ぐるみは『ライブがおたくん』と名付けた」とし、「今月29日には秋田市内でのイベント出演も決まっている。秋田を中心に活動していく予定なので、皆さんにかわいがってもらえれば」と話す。
出演イベントや出演依頼の詳細などは、ホームページで告知する。