秋田市中心街区で8月30日~9月7日、アートや音楽イベントが同時開催される。
例年、各イベントは個別に開催されてきたが、秋田市中心街区の活性化を趣旨に、今年は同時期に開催する。イベントの共通テーマは「エコ」で、参加する各実行員会が共通のイベントマップを作成するなど連携を強化した。
路上や商業施設などで美術作品の制作や展示のほかファッションショーなどを行う「AKITAカジュアルアーツフェスタ」が8月30日から仲小路で開催されるのを皮切りに、9月6日・7日には、大町地区の9会場で約100組のミュージシャンが演奏を行う「ザ・パワーオブミュージックフロムアキタ(PMA)」、県の遊休地・日赤病院跡地を活用し、著名ミュージシャンらがライブを行う「仲小路JAZZフェスティバル」などの音楽イベントが開催されるほか、JR秋田駅前の「アゴラ広場」などでは紙すき体験やミニソーラーカーの工作を通じて環境保護を訴えるイベント「あきたエコ&リサイクルフェスティバル」やチャリティーフリーマーケット「わらしべ貯金箱」やベロタクシーの運行も行う。
「AKITAカジュアルアーツフェスタ」事務局の笹尾さんは「このイベントは今年で3年目を迎えるが、祭典が日常の秋田に浸透して根付くようにとの思いを込め、コンセプトを『フェスタからライフへ…』とした」とし、「仲小路のハイセンスな街としての魅力と市民のクリエーティブなパワーの融合で、アートをより身近に感じながら歩いて楽しめる通りを目指したい」と期待を寄せる。
いずれも入場無料。