戦国武将の書状などを展示する企画展「戦国時代の秋田~秋田藩家蔵文書の世界」が11月2日より、秋田県公文書館(秋田市山王新町、TEL 018-866-8301)で開催される。
伊達や上杉など有力武将に囲まれながら、安東・小野寺・戸沢・仁賀保などの10以上の武将が群雄割拠した戦国時代の秋田。
織田信長が安東愛季(ちかすえ)に宛てた文書や、豊臣秀吉の意を受けた前田利家らが、戸沢に対して領土の仕置に従うよう強く求めた文書など、約4千点から成る資料群「秋田藩家蔵文書」のうち、主に戦国期の資料を展示・紹介する。
同館担当者は「戦国時代の資料は全国的にも少ない。当館所蔵の資料から、戦国時代の秋田での出来事を広く県民の皆さんに紹介できれば」と話す。
開館時間は10時~17時。入場無料。11月30日まで。