秋田のまちづくりなどを考える市民参加型のディベート企画「ボクシンク」が2月11日、「菓子舗・榮太楼大町店」(秋田市大町2)で開催される。
「ボクシンク R1」を開催する秋田市大町の「菓子舗・榮太楼」
「まちのこれからを自由に討論できる場が必要」と、秋田市で社会活動などに取り組む武内伸文さんが企画した。「ディベートには格闘技のボクシング的要素がある」と、赤と青の両コーナーに分かれた参加者がディベートするスタイルで、「ゴング」を使って発言時間を区切るラウンド制や観客参加型ジャッジを採用するほか、イベント名を「僕」と「考える(=think)」を組み合わせた「ボクシンク」にするなど「観客の皆さんも楽しめるようエンターテインメントの要素を盛り込んだ」(同)。レフリーは秋田経済新聞編集長が務める。
初開催で「R1(ラウンドワン)」となる今回のテーマは「中心市街地の将来」。今春の取り壊しが予定される大町地区の商業ビル「秋田ニューシティ」(大町2)や今秋の撤退が決まった「イトーヨーカドー秋田店」(中通2)のほか、県の遊休地「日赤病院跡地」(中通1)の再開発など、市民の関心が高いテーマで公開ディベートを行う。
武内さんは「参加者が『われ思うこと』をディベート形式で討論することで、地元の身近なトピックへの考えや思いを広く伝えられるイベントにしたい」と意気込む。
開催時間は18時~。入場無料。
問い合わせは武内さん(TEL 090-2363-0398)まで。