ミニブログ「ツイッター」を使った秋田県横手市のまちおこしプロジェクト「Yokotter(ヨコッター)」が現在、注目を集めている。
「Twitter」で街おこし-「ヨコッター」公式ホームページも
ユーザー同士が関心ある話題などを中心に「つぶやく」ことでコミュニケーションの輪を広げるツイッター。「当初はホテルの営業に使えると思ったが、広く町の活性に活用できるのでは」と考えた地元ホテル支配人の高橋淳さん(アカウント=j_annex)と、同市出身で仙台市在住の細谷拓真さん(同=hos0327)が呼び掛け人となり昨年12月22日、ツイッターを使った横手のまちおこしプロジェクト「Yokotter(ヨコッター)」を立ち上げた。
これまでに、「Yokotter」に反応したツイッターユーザーは330人以上。秋田や由利本荘など横手以外の80人以上からも応援メッセージが寄せられたほか、プロジェクトPR用の動画を制作してウェブで公開する秋田市在住のツイッターユーザーも現れるなど、応援の輪が広がった。
「あなたの『つぶやき』が横手を変える」をスローガンに12月30日、地元ホテルで開催した会議には約40人が参加。秋田市から参加した男性は「携帯電話でも気軽に使えるツイッターは地域活性ツールとしてのポテンシャルは高い」とプロジェクトに関心を寄せる。同市出身で秋田市在住の女性は「ツイッターを使った横手の動きは興味深い。わたしの地元が盛り上がればうれしい」とも。
高橋さんは「観光の振興のためには、他県の皆さんに横手を知ってもらうことが大切。商店街の活性のためには、各商店が今日の仕入れ状況などを発信することも有意義なはず」とし、「何より地元の皆さんにつぶやいてもらえないと始まらないので、これからも会議などを通じてツイッターの活用を研究していきたい」と意気込む。
2回目の会議は1月23日、「ホテルプラザアネックス横手」で開催予定。詳細はホームページで確認できる。問い合わせは高橋さん(TEL 0182-32-7777)まで。