三越伊勢丹ホールディングス(東京都中央区)は10月9日、「三越秋田」(秋田市山王3)など同社が全国で展開する一部小型売店の営業を終了すると発表した。
営業を終了するのは、同社が全国で53店舗を展開する小型売店のうち、「秋田」「銚子」「小田原」「伊予三島」「成田空港第2ビル売店」など売り場面積が約20~320平方メートルの11店舗。それぞれ、2010年1月~3月にかけて閉店する。
秋田市中通に1979年オープンし、その後、山王の複合ビルに店舗を移転して営業を続けてきた「三越秋田」は、婦人服やギフト商品などを扱う売り場面積198平方メートルの小型売店。「地域に密着した営業を行ってきたが、近年の経済環境変化によって営業効率が低下」(同社)し、2008年の同店売上高は1億3,200万円と伸び悩んでいた。「業績の回復も見込めない」(同)ことなどから、閉店を決めた。
秋田店の営業は、2010年3月1日まで。