民俗伝承館「ねぶり流し館」(秋田市大町1、TEL 018-866-709)で4月から、「竿燈(かんとう)」の定期実演が行われ、本番を前に体験ができるため観光客を中心に人気を呼んでいる。
国の重要無形民俗文化財「竿燈まつり」とは、46個の提灯をぶらさげた約12メートルの竹竿全体を「稲穂」に見立て、これをおはやしに乗せながら持ち上げることで豊作を祈る秋田市の夏祭り。青森のねぶた祭り、山形の花笠まつり、仙台の七夕まつりと並んで東北四大祭りと称され、期間中は例年約130万人超が妙技を楽しんでいる。
1996年から実施している定期実演は、「秋田市竿燈会」の37町内会が持ち回りで出演し、竿燈の解説と実演が行われるほか、見学者も竿燈を体験することができる。
同会の藤田勝会長は「祭りの期間だけではなく竿燈の妙技を見てもらえるこの機会に、多くの人に魅力を知ってもらえれば」と話し、同会小寺勇次郎理事長は「定期実演に触れたことをきっかけとして、本祭りにも訪れてくれる人もいる。例年、海外へも演技に行くが、世界に愛されるものなので多くの人に触れてほしい」と話している。
実演日は10月28日までの土曜、日曜、祝日。13時から。