ビル内通路を商店街に見立てた食料品店「大町こみち」-秋田にオープン

店内通路を商店街の「通り」に見立てた店舗構成の「ヤマト大町こみち」

店内通路を商店街の「通り」に見立てた店舗構成の「ヤマト大町こみち」

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 複合食料品店「ヤマト・大町こみち」(秋田市大町2、TEL 018-862-2036)が4月12日、複合商業ビル・ファッションアベニューAD地階にオープンし、初日は多くの買い物客でにぎわった。

商店街の「通り」をイメージした店内で買い物を楽しむ来店客

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 新店舗のキャッチフレーズは「あったか笑顔のたえない人情通り」。売り場面積約825平方メートルの店内に、鮮魚、青果、精肉、ベーカリーなど取扱商品ごとに区分けしたブースを設け、東西2カ所に出入り口がある同ビルの特性を生かして、店内通路を商店街の「通り」に見立てて店舗を構成した。

 「これまで当社が手掛けてきたディスカウントではなく、秋田市中心部で手に入りにくいものや、ここでこの日にしか買えないものをお客様に提供したい」(同店・茂木一仁社長)と、県内の漁港から直送した鮮魚を来店客の前でさばいて販売したり、高級焼き肉店「叙々苑」のタレ(498円)を秋田で初めて扱うほか、利用客の推薦で販売商品を決める「秋田名物発掘隊」と称する消費者参加型のアイデアも取り入れた。

 オープン当日、整理券を配布して販売したにかほ市金浦の「あつみのかりんとう」(420円)や「イカの一夜干し」(498円)などが完売したほか、用意した青果類も正午過ぎには売り切れる盛況ぶりを見せた。

 茂木社長は「地元のお客様はもちろん、当社を応援いただいている皆様の期待に応えられるよう、これからも正直な商売を心がけながら、当店の特徴を出していきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は10時~21時。今月16日までオープン記念セールも行う。

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