世界的ボードゲーム・モノポリーの「大阪版」が12月20日に発売され、大阪以外では唯一、ブックマート・秋田ニューシティ店(秋田市大町2、TEL 018-862-2057)で限定販売する。
同ゲームは、1920年代の世界恐慌時代にアメリカで考案された不動産取引ゲーム。プレーヤー人口は世界で5億人とも言われ、4年に1度、世界大会も開かれるボードゲームの定番。世界各国でこれまでに、「ディズニー版」「ニューヨークヤンキース版」「マンチェスター版」「ソ連版」など数々の変わり種版がリリースされてきたが、国内の本格的ご当地版としては、2006年に初めて発売された「秋田県版」に次ぐ2種目となる。
「水の都」や「商人の街」をイメージしてリデザインした「大阪版」は江崎グリコ、大林組、モリサワなど大阪に本社を置く企業のロゴマークや大阪城など大阪のシンボルを中心にゲームデザインを構成。ブリューナク(大阪市)と造形工房ヒムカ(同)がデザインを担当し、日本モノポリー協会(糸井重里会長)が全面的に監修した。
同協会の岡田豊専務理事は「大阪のよく知られたものだけでなく、大阪の潜在的な魅力も積極的に取り上げた」とし、「モノポリーのファンはもちろん、大阪に興味がある皆さんに楽しんでもらいたい。ご当地版の先輩である秋田県モノポリーと遊び比べてもらえればうれしい」と話す。
同商品は、大阪のみで販売するが、秋田版の制作者が大阪版の制作にも関わったことから、大阪以外では唯一、同店でも限定的に販売する。
価格は4,500円。発売元はタカラトミー。初回5,000個を製造する。