不動産店「あきた~(から)ふどうさん」(秋田市保戸野すわ町、TEL 018-853-8747)が2月5日に開業した。
大手不動産会社勤務を経て脱サラしたのは、昨年10月に帰郷した南雄太さん。宅地建物取引士の資格と前職で得た経験を生かし、保戸野エリアの空き家や空き店舗を中心に物件の活用などを企画・提案する。
脱サラのきっかけは、「秋田からわくわくする未来を作っていこう」がコンセプトの20代の若者が中心のコミュニティー「AKITA KARA(あきたから)」。代表の鷲谷建さんらが、空き店舗を改装した交流スペース「~(から)」(同)や住居付き店舗とコワーキングスペース「LIFE~WORK」(同)などを運営しながら、「自分らしく生き生きと暮らす様子に引かれたこと」などから、鷲谷さんらと連携することを決めた。
南さんは「築年数がたった物件を解体せずに残したいという声も多い。大企業では、お客さまの要望に柔軟に応えられないジレンマを抱えていたが、地元の皆さんに寄り添い、若者のニーズにも応えられるように事業を展開したい」と意気込みを見せる。
同世代の起業サポートにも取り組む現在26歳の鷲谷さんは「空き家が社会課題として取り沙汰される中、活用の相談や提案を受けることがある。私たち自身が楽しいと感じられる取り組みを通して、秋田に移住を考える若者に勧められる地区にできれば」と話す。