青森県岩木山麓で「癒しの家・森のイスキア」を主宰する佐藤初女さんの講演会「食といのちについて」が7月27日、秋田県ゆとり生活創造センター「遊学舎」(秋田市上北手新巻、TEL 018-829-5805)で開催される。
講演会は、「現代の子育てにおける食の大切さを再認識してもらいたい」と秋田の子育てサークル「mamma(マンマ)テラス・イイコトナカマ」が企画。子育ての悩みを相談し合うために佐藤さんとの質疑応答の時間も1時間ほど設けるという。
著書「おむすびの祈り」(集英社文庫)のほか、龍村仁監督の映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)第二番」などでも知られる佐藤さんは、「大自然の中に心病める人のために憩いの場を作りたい」と15年ほど前に「森のイスキア」を設立し、「癒し」を求めて全国から訪れる人々を迎え入れながら、手作り料理を提供するなどの活動を行っている。
親と子どもがより良く生きていくことがテーマの同サークルは、社会問題や悩み相談などの情報交換を行う場として、持ち寄った食べ物を飲食しながらの学習会を月1回のペースで開催。サークルの鈴木康さんは「初女さんのおむすびを食べて自殺を思いとどまった人もいると聞く。心を込めて作られた食べ物で、人は救われることがある」とし、「講演では、初女さんの『食は命、生活の基本』というお話を聞きながら、『食と子育て』『地域と自然環境』を見直すきっかけになれば」と話している。
開講時間は12時30分~15時40分。入場料300円(高校生以下無料)。定員200人。参加には予約が必要。問い合せは、同サークル(omusubi_akita@yahoo.co.jp)まで。
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