自転車通勤者を応援するイベント「Bike to Work Day AKITA」が5月15日、秋田市保戸野地区を中心に開催される。
欧米諸国に比べ自転車通勤者の割合が日本では特に低いことなどから、NPO法人「バイシクルエコロジージャパン」(東京都練馬区)が数年前から開催している同イベントは、通勤者が通る幹線道路付近にドリンク類などを無償提供する「エナジーステーション」を設け、健康と環境に良い通勤手段として自転車通勤を推進しようとするもの。
今回は東京以外では初めて、名古屋、金沢、大阪、高松、福岡など7都市でも同時開催し、秋田では趣旨に賛同するオーダーメード自転車専門店「S arrow akita」(秋田市中通4、TEL 018−836−0687)の佐々木泰作さんらが企画。洋菓子店「ホームメイドケーキかぼちゃ」(保戸野鉄砲町9、TEL 018-865-8570)の協力で同店前にエナジーステーションを設け、実態調査アンケートに協力した自転車通勤者にドリンクや同店の焼き菓子を提供する。
佐々木さんは「秋田では『駐車場がな無い』という消極的な理由で自転車通勤している人が多いと聞くが、自転車はもともと楽しい乗り物。イベントを通じて自転車の魅力を伝えられれば」と話している。
エナジーステーションは、7月までの毎月第3木曜に開設。開設時間は7時30分~9時30分。
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