秋田ケーブルテレビ(秋田市八橋南1)が1月21日、スマートフォン向け陣取りゲームアプリの紹介番組「Ingress A Go Go!(イングレス・ア・ゴーゴー!)」の放送を始める。
「グーグル社」のスタートアップ事業として立ち上げられた「ナイアンティックラボ」が提供し、世界に数千万人のユーザーがいるとされる同アプリ。スマートフォンの位置情報機能と現実のまちなかがリンクされていることなどから、近年、岩手県や横須賀市などの地方自治体が地域活性化ツールとして活用する例も増えている。
同番組は、秋田美人モデルのえりかさんと、ご当地ヒーロー「超神ネイガー」の共同原作者の高橋大さんらがナビゲート役を務め、ゲーム中で「ポータル」と呼ばれる秋田県内のスポットや「エージェント」と呼ばれるゲームユーザーを紹介するほか、初心者向けにゲームの世界観とルールを解説する。公式ゲーム会などのリポートや、「超神ネイガー」の悪役がゲームを題材にコントを繰り広げるなど多彩なコンテンツを盛り込む。
「地元エージェントの皆さんの協力を得ながら制作を進めている。番組を通じてゲームと秋田の魅力を伝えられれば」と番組制作に協力する「秋田イングレス活用研究会」の小林秀樹さん。「(イングレスの)専門番組は珍しく全国でも初めてなのでは」とも。
放送時間は15分。1月21日~3月31日に3本の放送を予定するほか、ネット配信も予定する。