秋田のご当地ヒーロー「超神ネイガー」の遊び心あふれるツイッターの投稿が、「きりたんぽの日」(11月11日)の認知向上に一役買った。
約88万人に閲覧された「超神ネイガー」のツイッター投稿の一部
キリタンポを囲炉裏(いろり)で焼く様子が「1111」に見えることから、「かづのきりたんぽ倶楽部(くらぶ)」(鹿角市)が制定し、日本記念日協会(長野県)が認定する「きりたんぽの日」。
同日の記念日としては大手製菓会社が制定した「ポッキー&プリッツの日」が有名なところ、「勝ぢ目は無くても戦わねばならねえ。なぜなら、おらは『戦う秋田名物』なのだがら」(原文ママ)と超神ネイガーが今月1日にカウントダウンを始め、ツイッターの関連投稿をまとめて表示することができるハッシュタグ「♯きりたんぽの日」を付けてキリタンポについて投稿しようと呼び掛けた。
キリタンポをかたどった武器「キリタンソード」をキリタンポに持ち替えた超神ネイガーは、ユーモアあふれるメッセージを添えながらイラストを文字で表現するアスキーアートやコラージュ写真などのキリタンポが題材の投稿を18回ほど繰り返した。
ツイッター利用者がネイガーの投稿を再投稿する「リツイート」や気に入った投稿をチェックする「お気に入り」などの総数は約7万5000件。閲覧者数は88万人を超えた。
超神ネイガーは「地元のためになっているのかどうかを自問しながら活動している」と明かし、「トレンドワードになるなど記念日の周知に貢献できたとすればうれしい。ポッキーにはかなわないが(笑)われながらよく戦ったのでは」と振り返った。