全国の地ビールが一堂に会する「クラフトビアフェスティバル in 秋田」が8月22日・23日、JR秋田駅西口大屋根下とアゴラ広場を会場に開かれ、多くの地ビールファンでにぎわいを見せた。
6月の「東北地ビールフェスティバル in 秋田」、10月の「秋田オクトーバーフェスト」と併せ、「秋田地ビール三大祭り」の一つとして例年8月に開く同イベントは今年で6年目。今年は、35都道府県の47銘柄が出品し、秋田県産の「焼き枝豆」など醸造所の担当者らが選んだビールに合うフードメニューも用意して開かれた。
来場者による地ビール人気投票も開かれ、「秋田あくらビール」(秋田)、「サンクトガーレン」(神奈川)、「福島路ビール」(福島)、「御殿場高原ビール」(静岡)が入賞を果たした。その他、注目を集めたのは熊澤酒造(神奈川)が出品した「湘南ビール」。23日13時の提供開始前には60人以上の行列ができ、同社人気銘柄は10分ほどで完売する人気ぶりを見せた。
同実行委員長の長谷川信さんは「あいにくの降雨の中開かれた初日も多くのお客さまに来場いただき、県外からの出品者からは驚かれた。秋田の『酒飲み文化』の底堅さを実感した」とイベントを振り返った。