秋田市内を会場に開かれたアートイベントの実施報告会「メイキング of あきたアートプロジェクト」が2月1日、ココラボラトリー(秋田市大町3)で開かれた。
市内の美術館やまちなかを会場に2011年から官民連携で取り組む「あきたアートプロジェクト」。2014年は県内で初めて開かれた「国民文化祭」に合わせ、地元で活動するアーティストらが中心となって6事業を展開した。
報告会当日、秋田県立美術館(中通1)の壁面を使って行われたプロジェクションマッピングショー担当者は、シンプルな壁面に工夫を盛り込んだ映像を投影することの難しさなど制作エピソードを披露。
県出身の木版画家・池田修三の作品展と平安時代の絵巻の模写作品展は、同期間・同会場で開くことで1万2000人を超える来場者があったことなど、事業担当者らが参加者の質疑に応えながら成果を振り返った。
報告内容は新年度の同事業に生かしていく。