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視覚障がい者がガイドを務める美術展、秋田美大が企画

視覚障がい者がガイドを務める美術展「てさぐる展」メーンビジュアル

視覚障がい者がガイドを務める美術展「てさぐる展」メーンビジュアル

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 視覚障がい者がガイドを務める美術展「てさぐる展」が11月23日より、秋田県立美術館・県民ギャラリー(秋田市中通1)で開かれる。

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 昨年4月に開学した秋田公立美術大学(新屋大川町)が社会貢献活動の一環として企画した。

 現代美術家で同大教員の高嶺格さんが制作したインスタレーション作品と、千葉盲学校(千葉県)の生徒が日本女子大学の西村陽平教授の指導を受けて制作した立体作品5点を展示。視覚障がい者の案内を受けながら作品を鑑賞する「ツアー形式」の展覧会として開く。

 同イベント担当者は「これまで同様の展覧会の開催を他所でも検討してきたところ、実現には困難も多かった。作品を通じて日常生活の中では感じにくい感覚を皆さんに体験いただければ」と来場を呼び掛ける。

 開館時間は10時~18時。「ツアー」は45分ごとに1日10回開く。入場無料。12月7日まで。

 11月29日、西村さんの講演会「手でみるかたち 芸術×表現×教育」をカレッジプラザ(中通2)で開く。開講時間は13時30分~15時30分。参加無料。

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