にかほ市象潟出身の木版画家・池田修三の作品展「センチメンタルの青い旗」が10月18日から、秋田県立美術館(秋田市中通1)で開かれる。
少女や子どもがモチーフの多色刷版画作品が特長の池田修三。2004年没後、秋田県が発行するフリー誌「のんびり」の特集記事をきっかけに全国的な注目を集める。
秋田市内で開催中の「あきたアートプロジェクト」の一環として開く同展は、多色刷の代表作や初期のモノクロ作品など池田修三の作品展としては過去最大規模となる200点以上を展示。池田修三が唯一認めたとされる木版刷師・小林義昭さんが刷った木版原画「池田修三小品コレクション」(5,000円~1万円)も限定販売する。
18日と25日には、にかほ市象潟町郷土資料館館長の齋藤一樹さんや同展プロデューサーの藤本智士さん、放送作家の倉本美津留さん、フリーアナウンサーの伊藤綾子さんらを招いたトークイベントを同美術館に隣接する「エリアなかいち・特設ステージ」(同)で開く。
営業時間は10時~18時。トークイベントは18日=15時~16時、25日=18時~18時45分。入場無料。10月26日まで。