秋田ケーブルテレビ(秋田市八橋南1)が6月13日、本社機能を八橋南1丁目に移転し営業を始める。
秋田杉を内装に使った「秋田ケーブルテレビ」新社屋のエントランス
1997年12月に八橋鯲沼町で開局し、秋田市のほか潟上市、五城目町、三種町の一部をエリアに営業を続けてきたが、業務の効率化を図ることなどを目的に本社機能の移転を決めた。旧社屋には機械室など一部機能を残す。
新社屋は、これまで「秋田県子児療育センター」として使われてきた鉄筋コンクリート造一部4階建て、敷地面積約1万2023平方メートルの建物。秋田杉を使ったエントランスを設けるなど改装を施したほか、秋田公立美術大学の学生が作品展などを開く「ギャラリースペース」も併設。無料で入場できる。
同社の飯塚雅子さんは「移転を機に地域との連携をより強化し、地元に密着した情報や環境を提供していくことができれば」と話す。「ギャラリーにも気軽に足を運んでもらえれば」とも。