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秋田で映画「うまれる」上映イベント-命の大切さと家族の絆を考える

「うまれる」いのち輝く絆つながるフォーラム in 秋田のポスター。秋田経済新聞などが後援

「うまれる」いのち輝く絆つながるフォーラム in 秋田のポスター。秋田経済新聞などが後援

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 命の大切さや家族の絆などがテーマの映画上映イベント「『うまれる』いのち輝く絆つながるフォーラム in 秋田」が9月23日、秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町)で開かれる。秋田経済新聞などが後援。

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 唇に障がいを持って生まれたことをコンプレックスに感じながら育ったという秋田市出身で東京の医療メーク会社に勤める佐藤奈都子さん。「子どもは親を選んで生まれてくる」という胎内記憶をモチーフに、人が生まれた意味や家族の絆、命の大切さなどを4組の夫婦の物語を通して描いたドキュメンタリー映画「うまれる」を見たことをきっかけに、「初めて生まれてよかったと思えた。両親への感謝も気持ちも沸いた」ことから、故郷での上映イベントを知人らと企画した。

 上映後は、秋田大学大学院の中村順子教授と同作品出演者で秋田市在住の小田嶋麻貴子さんを交えたトークセッションを展開しながら来場者との意見交換も行うほか、自殺予防などに取り組むNPO法人「蜘蛛(くも)の糸」(大町3)とNPO法人「子育て応援Seed」(中通2)が相談会や子育て情報の提供なども行う。

 「地元の皆さんに協力いただきながら開催準備を進めている。皆さんとのつながりに感謝している」と佐藤さん。広報担当の加藤直子さんは「秋田県は少子化の進行や高い自殺率が課題になっている。次の世代へ命をつないでいくことの大切さを感じてもらえるきっかけにできれば」と来場を呼び掛ける。

 上映時間は、1部=10時30分~12時15分、2部=13時~14時45分。トークセッション=15時~16時。1部は乳児も同伴できる。入場料は1,000円(前売り700円)。前売り券は、JR秋田駅ビル内サービスセンター、秋田県庁売店(山王4)などで販売する。

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