秋田市内を飲み歩く飲食イベント「アキタ・バール街」が9月13日、市内広域で開かれる。秋田経済新聞などが後援。

約1000人の市民が飲み歩きを楽しむ「アキタ・バール街」（昨年）

　共通チケットを購入した参加者が、1ドリンクと軽食をカジュアルなスタイルで楽しみながら飲食店を3～5軒ほど「はしご」する同イベント。函館発祥のまちなか飲み歩きイベント「バル街」の秋田版として、スペイン語で「バー」を意味する「バル」に対し、市内にはイタリア料理店が多いことなどからイタリア語の「バール」にタイトルをアレンジして昨年初めて開催。山王、大町1・2丁目、通町エリアの飲食店55店が参加し、市民約1000人がはしごを楽しんだ。

　今年は、バー・レディやカフェ・エピスなど大町3丁目（通称・川反）の一部店舗のほか、居酒屋・なかいち桟敷（中通1）、バー・レッドハウス（中通2）、洋食店・千秋軒（同）、カフェ・千秋公園お堀のボート（千秋明徳町）など仲小路や広小路の店舗も加え、計67店が参加予定。

　参加店の所在地が広域にわたるため、エリアなかいち（中通1）と秋田市役所（山王1）を往復するピストンバスのほか、エリア内を循環するタクシーも特別運行、参加者は無料で乗車できるようにする。

　開催時間は14時～24時。共通チケットは4,000円（前売り＝3,500円）。前売りは、参加飲食店のほか、秋田駅ビル内のサービスセンターや秋田県庁内売店、ココラボラトリー（大町3）などで販売する。当日は、秋田市役所前とエリアなかいちに設けるインフォメーションセンターのみで取り扱う。