秋田市中通三丁目街区公園で8月17日、「たまご遊園地夏祭り」が開かれる。秋田経済新聞などが協賛。
秋田市中通の広小路と南大通りの中間に位置し、卵型の遊具があることから「たまご遊園地」の愛称で親しまれる同公園。近隣に高層マンションがあるなど住民は多いが、商店街振興組合のような組織がないことなどから、長年、町内の夏祭りが行われてこなかった。
「当エリアでも盆踊り大会のような町内の夏祭りを」と、近隣に店舗や事務所を構えるデザイン会社や広告代理店、自転車店の経営者や会社員ら30代の若者を中心に15人が実行委員会を結成。盆踊りやカラオケ大会、近隣の飲食店が協力して飲食屋台も出店するイベントとして初めて企画した。卵型遊具のライトアップも行うほか、卵にちなんだゲーム大会も開催予定。
実行委員長で自転車店経営の佐々木泰作さんは「公園の中心に櫓(やぐら)を組んだ昔ながらの町内の夏祭りのイメージで企画した。子どもから年配者まで自分の住む地域をもっと好きになるイベントを目指して準備を進めている。皆さんに楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は14時~21時。問い合わせは同実行委員会事務局(TEL 018-836-3331)まで。