大人のためのパイプオルガン講座-巨大オルガンの魅力を紹介

アトリオンに設置される「アルフレッド・ケルン社」製のパイプオルガン。同イベントではオルガン内部の見学も

アトリオンに設置される「アルフレッド・ケルン社」製のパイプオルガン。同イベントではオルガン内部の見学も

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 パイプオルガンの演奏と歴史や仕組みを紹介するイベント「大人のためのオルガン解体新書」が11月5日、「アトリオン音楽ホール」(秋田市中通2、TEL 018-8836-7803)で開催される。

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 「パイプオルガン」は管楽器の要素を併せ持つ鍵盤楽器で、1本のパイプから出る音は1音だが、「ストップ」と呼ばれる装置で音色を変えるなどすることで音域を広げて演奏することができる。

 同ホールに設置するパイプオルガンは、フランスとドイツの文化交流が盛んなストラスブールでパイプオルガンの伝統を守り続ける「アルフレッド・ケルン社」製の三段鍵盤で使用パイプ数は3,072本。高さ11メートル、幅18メートル、奥行3メートルという巨大なもので、東北では仙台市にも設置されている。

 オルガン演奏と講座の2部で構成される同イベントでは、同ホール専属オルガニスト・香取智子さんがバッハのコラール(讃美歌)などを演奏するほか、「10分でめぐるオルガン2000年の歴史」「オルガンの鳴る仕組み」と題した「オルガン講座」も開講し、実際にパイプを吹く体験やオルガン内部の見学もできるという。

 同企画をプロデュースした藤原さんは「同ホールのパイプオルガンは、存在は知られていても音色は聞いたことがないという人も多いことから、パイプオルガンの魅力を伝えるため大人向けに企画した。楽器の歴史や仕組みまで知ることで、演奏をより楽しんでもらえれば」と話している。

 12時開場、12時30分開演。全席自由。入場料500円。

アトリオン音楽ホール

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