見る・遊ぶ 暮らす・働く

秋田中心市街地で「あきたアートプロジェクト」、8月からイベント多彩に

アートによるまちづくりに官民協働で取り組む「あきたアートプロジェクト」

アートによるまちづくりに官民協働で取り組む「あきたアートプロジェクト」

  • 0

  •  

 アートを使った地域活性化イベント「あきたアートプロジェクト」が8月~11月、秋田市中心市街地を会場に開かれる。

アートによる秋田市中心市街地のまちづくりに取り組む佐々木清会長

[広告]

 「文化芸術によるまちづくり」を目指し、中心市街地の美術館や公園などを会場に2011年から官民協働で取り組む同プロジェクト。9月に本オープンを控える新秋田県立美術館(中通1)や、来年開催予定の「国民文化祭・あきた 2014」のプレイベントとしての役割も持たせ、「時層の旅人」を共通テーマに5つのイベントを展開する。

 開催予定のイベントは以下の通り。仲小路商店街を会場に市民参加型のワークショップなどを開く「仲小路ミュージアムストリート」(8月3日~6日)、新秋田県立美術館の壁面をスクリーンに見立てて3D動画を投影するプロジェクションマッピングショー「秋田幻燈夜2013」(10月11日~13日)、千秋公園周辺を会場開く美術展「まちなかミュージアム」(10月12日~11月6日)、秋田公立美術大学の新任教員14人の作品展「時花-トキハナ」(同)、県内を拠点にさまざまな分野で創作活動に取り組む美術作家らの展示会「あきたの美術2013」(11月2日~6日)。

 同実行委員会の佐々木清会長は「戦後の復興期以降、経済的な合理性を追求した市内は、文化の香りあるまちづくりがなされないできたことから、市民の感覚としては何か物足りない寂しさもある」とし、「千秋公園など地域の資産を生かしながら、芸術や文化の本質的な役割を見直すことにつなげられれば」と話す。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース