秋田市中心市街地アートによる賑わいづくり実行委員会(秋田市大町3、TEL 018-866-1559)は6月6日、7月~11月に開催予定のアートイベント「あきたアートプロジェクト」の共通テーマを「時層の旅人(じそうのたびびと)」に決めたことを明らかにした。
市内の商店街や野外広場などを来場者参加型の美術展示空間として2011年から展開する同プロジェクト。
今年のテーマは、来場者を「旅人」に例え、過去から未来に至る時間を「時層(じそう)」と表現。来年開催予定の「国民文化祭あきた・2014」のキャッチコピー「文化を旅する」とも関連を持たせながら、地元ゆかりの美術家らがさまざまな創作活動を通じて新たな発見や創造の場を来場者と共有するコンセプトを表現した。ロゴマークのモチーフは「切符」。
県内で活動する美術家の発掘や育成支援にも取り組んできた同プロジェクトの笹尾千草さんは、「これまでに構築してきた美術家のネットワークを生かしながら、来場者の皆さんにも主体的に参加いただきたい思いをテーマとロゴマークに込めた」と話す。
イベントの詳細は、今月中旬に発表予定。