秋田発のキャラがモチーフのiOS向けゲームアプリ「ちんあなごのうた・南の海の音楽祭」が4月22日、リリースされた。
秋田市在住のシンガー・ソングライターの渡部絢也さんさんとイラストレーターのいせきあいさんが2010年に制作した音楽アニメ「ちんあなごのうた」。動画投稿サイトに掲載したところ話題になり、全国の水族館で上映される人気コンテンツになった。
昨夏、チンアナゴ・ファンで東京在住のプログラマー・我妻幸長さんが、同キャラを使ったゲームアプリの開発を渡部さんに打診。「歌って叫んで会話して、食べて食べられ避けられて、知って学んで水族館へ」をコンセプトに3人で共同開発した。
複数のチンアナゴをタップすると、ロックやジャズ、レゲエなどさまざまなジャンルのBGMに合わせて音楽を演奏できるほか、チンアナゴや全国の水族館に関する情報も収録。キャラにプランクトンを食べさせることでポイントを集め、キャラの種類を増やすことができるチンアナゴの生態を模した遊び心も盛り込んだ。
昨年12月に開かれたアプリコンテスト「ツイッターズ in つくば」(茨城県つくば市などが主催)で大賞も受賞した同アプリ。「南の海の底でチンアナゴたちとまったりと音楽祭を開くイメージのゲーム。皆さんに楽しんでいただければ」と渡部さん。
「App Store」でダウンロードできる。無料。