ウェブマーケティングなどがテーマのビジネスセミナー「秋田中年会議所・公開講座」が3月14日、ココラボラトリー(秋田市大町3)で開かれた。
秋田市内のインターネット関連企業の経営者ら4人から成るグループ「秋田中年会議所」(川尻御休町)が初めて企画した。
「ひろしはなぜ信頼されるのか?」と題し、秋田市在住の人気飲食レビュアー・利部浩さんをゲスト講師に迎えて開いた当日。対談相手を務めた秋田経済新聞の千葉尚志編集長は「利部さんのレビューは、読者の関心を引きつける要素を盛り込みながら、情報が過不足なくまとめられている。読者の信頼性が高く、強い情報発信力につながっているのでは」と分析。利部さんは「秋田には素晴らしい飲食店が多い。書き手もレビュー内容に責任を持つ意識が必要」などと持論を披露した。「レビューは繰り返し書くことで今のスタイルに到達した」とも。
同グループでITコンサルティングを担当する小林秀樹さんは、ビジネスホテルやスーパーなど業種ごとの事例を交えながら、「来店・集客型ウェブマーケティング」をテーマに解説。来場した約50人の参加者は、メモを取るなどしながら熱心に聞き入った。
「仕事に真剣に取り組む皆さんの役に立ちたい思いから、あえて有料セミナー形式にこだわっている。これからもインターネットのビジネス活用を軸に伝えていくことができれば」と同会メンバーは口をそろえる。
次回は4月20日、横手市内で開催予定。詳細はホームページなどに掲載する。