暫定オープン中の新秋田県立美術館(秋田市中通1)と秋田県森吉山をテーマに展開するアートプロジェクト「美術館ロッジ作戦」が現在、秋田市出身の美術家・鴻池朋子さんらによって進めてられている。
アートプロジェクト「美術館ロッジ作戦」の模様をリポートするフェイスブック画面
同館・教育普及事業アートカレッジの一環として進める同プロジェクト。「人と自然の目に見えないアート体験をアーカイブする美術館」をコンセプトに、鴻池さんのほか、山岳ガイドや写真家、文化資源学者、郷土史研究家ら15人が、奥羽山脈の北に位置する森吉山の避難小屋を美術館見立て、同エリアの風景などを題材にアートの視点からルートマップなどを制作する。
メンバーは現在、積雪70センチ以上、気温氷点下8度前後の森吉山に挑みながら、観覧者を交えたトークセッション開催へ向けて制作を進め、一連の作業はフェイスブックなどで公開する。
作品展示とトークセッションは来年3月を予定する。