秋田市内の施設を会場に週1回ペースで開くフェイスブック勉強会「いいね!塾」が現在、毎回30~40人の市民が集まる人気教室になっている。
勉強会を主催するのは、本人確認ができることなどが入会条件のグループ「秋田Facebookいいね!同好会」。同グループのメンバー有志が実行委員会も結成し、秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町)を会場に10月から毎週2時間30分ほどの勉強会を開く。
5回目の開講となる11月1日は、ノートパソコンを持参した約30人が参加。地元カフェが用意した中華丼「いいね!丼」で夕食をとった後、佐賀県武雄市役所がフェイスブックを使った情報発信をしている事例や実践的な操作方法などについて、同会メンバーの菅原稔さんが解説した。
「当初は参加者が集まるかどうか不安もあったが、毎回ほぼ定員で埋まる。皆さん、フェイスブックを活用して何かに取り組みたい思いで参加されるようだ」と同会の最上英嗣会長。市内在住のファイナンシャルプランナーの女性は「操作方法やルールを覚えようと参加している。丁寧に解説してくれるので分かりやすい。フェイスブックを仕事にもつなげていければ」と話す。
「回を重ねるごとに受講者の技術がレベルアップする反面、初心者との差も広がってきた」ことから、11月は初心者向け月間と題して10人以上の受講希望者が集まり次第、毎日開講することも決めた。参加費は500円(初心者向け講座の参加費は1,000円)。詳細は同会フェイスブックグループで確認できる。