秋田の商業デザイナーらによる交流団体「あきたデザインネットワーク(ADN)」は10月20日・21日、「第7回あきたデザインフェスティバル」を秋田ニューシティ(秋田市大町2、TEL 018-853-7470)で開催する。
同イベントは、デザインやモノづくりに対する一般の関心を高めることを目的に、県内で活動する商業デザイナーや工芸作家らの作品、将来の秋田でモノづくりを担う学生らによる作品を展示・紹介するもの。
7年目を迎える今回は「秋田のカタチ」をテーマに、ADN所属デザイナーや秋田公立美術工芸短期大学の学生らによるポスターやオブジェの展示を行うほか、「TOKIファッション工科専門学校」(中通4)の学生によるファッションショーも開催。
子どもの自由なイラストをあしらった「エコバッグ」の展示や小学生を対象とした「モノづくり体験コーナー」など、「将来秋田でモノづくりに携わる子ども向け」(関係者)のユニークなコーナーも。
同イベント実行委員会の広報担当者は「これまでも『秋田の宝』『秋田の凸凹』などのテーマで秋田の伝統や歴史を背景とした作品展示を行ってきたが、日ごろ『仕事』として制作活動を行うデザイナーにとっては、各自が本来持つ自由な感性を発揮できる場になっていると思う」とし、「未来の作家になる小学生向けには『ビー玉万華鏡』を作るコーナーも設ける。鏡を活用した万華鏡の構造なども含めて、モノづくりの楽しさを知ってもらえれば」と話している。