フルーツジュースのテークアウト販売のみでプレオープン中のフルーツパーラー「いちごの木」(秋田市千秋明徳町)が5月19日、カフェスペースをオープンする。
秋田市のフルーツパーラー「いちごの木」のテークアウト向けカウンター
4月28日の開店後、これまでに約4000人が来店する注目ぶりを見せる同店。テーブル席を18席ほど設けた約35坪の店内は、千秋公園のお堀に面した立地を生かして「自然で開放的な空間づくりを心掛けた」という。
湯沢産イチゴや上小阿仁産ナツハゼ、男鹿産ブルーベリーやメロンなど県産フルーツを使った「生ジュース」(300円)のほか、県産フルーツパフェ(690円~)やゼリーなどのフルーツスイーツ(450円~)、県産豚肉やフルーツソースを使った週替わりランチ(800円)やコーヒー(450円)などカフェメニューも用意する。18時以降はフルーツカクテル(690円~)などを提供するバー営業も行う。
県産果物にこだわった商品開発も手掛ける同店。5月上旬には、「北限のイチジク」として知られるにかほ市大竹地区の生産者らの協力も得て、半シャーベット状の「イチジクジュース」も開発した。
同店のフードコーディネーターを務める鳥海久美子さんは「安心して召し上がってもらえるよう食材選びにこだわっている」とし、「地元の食材を使ったメニューと開放的な窓の景色を楽しんでいただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時~18時。火曜定休。バー営業は6月上旬を予定(18時~24時)。