秋田市のフルーツパーラー「いちごの木」(秋田市千秋明徳町)が4月28日にプレオープンし、1000人を超える来店客でにぎわいを見せた。
羽後産イチゴや男鹿産ブルーベリー、熊本産メロンやフィリピン産パイナップルなど、冷凍しない旬の果物を使うことにこだわった「生ジュース」(300円)を用意し、テークアウト販売のみを始めたオープン初日。11時の開店前から15組ほどの親子連れらが行列を作ったほか、18時までに1000人以上が来店するにぎわいぶりを見せた。母親と来店した少女は「メロンの味がしておいしい」と満足げ。
これまで秋田県内のイベント会場などでフルーツジュースの販売などを手掛けてきた同店担当者は「旬のフルーツにこだわると、時期によってはどうしても県外産のものも使わざるを得ないが、やはり今が旬の秋田のイチゴが人気」とし、「本オープンへ向け、『一期』一会の接客を心掛けられれば」と意気込みを見せる。
5月6日まで先着で「生ジュース」を無料提供するほか、子どもを対象に「フルーツ綿あめ」を進呈する。約35坪のイートインスペースの営業は5月19日を予定する。
営業時間は11時~20時(5月19日からは24時まで)。火曜定休。