高齢者向け「御用聞き」サービス「まめだすか」(秋田市大町2、TEL 018-863-1776)が現在、会員を募集している。
高齢化が進む秋田で「高齢者の日常生活の不便を解消するービス」として秋田県や秋田市、NPOなど8団体で構成する「秋田高齢地域生活者総合支援システム協議会」が昨年10月から運営する。現在、秋田市に住む独居高齢者など34世帯にサービスを提供している。
サービス名は、秋田の方言で「元気ですか」を意味する「まめだすか」。巡回スタッフが土曜・日曜・祝日を除く週2回、定期的に会員宅を訪問する「御用聞き」をすることで安否確認を行うほか、食品や日用品の買い物や、草取りや雪かきなど身の回りの軽作業や、外出の付き添い、電話相談なども請け負う。専門的な技術が必要な要望には専門家の紹介も行う。
コールセンター長の鈴木博美さんは「高齢者本人や県外など遠方にいる家族からの依頼もある。日常生活の困りごとの解消に役立ててもらえれば」と話す。
月会費は1,000円で、申し込み当月に限り「お試し会員」として無料で利用できる。