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秋田の名勝「如斯亭」の古写真ありませんか?-「復元工事の参考」に募集

茅葺き屋根だったことがわかる昭和30年ごろの「如斯亭」の母屋

茅葺き屋根だったことがわかる昭和30年ごろの「如斯亭」の母屋

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 秋田市は現在、国指定名勝「旧秋田藩主佐竹氏別邸(如斯亭)庭園」(秋田市旭川南町)の古い写真を募集している。

「如斯亭」園内のる茶室「清音亭」(昭和30年ごろ)

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 旧秋田藩主・佐竹氏の別邸としても知られる同庭園。江戸時代の建築以降、現在の姿になったのは秋田藩9代藩主・佐竹義和公のころとされるが、道路拡張工事などの影響で園内の施設の一部が消失したままになっており、2010年から管理者となった秋田市が「施設復元のための参考資料に」と、工事前にあたる昭和30年ごろの写真を募集する。

 募集するのは、消失した南門や母屋の南側部分などのほか、昭和30年ごろの同庭園や周辺の写真。カラー、モノクロを問わない。使用後は所有者に返却する。

 担当の清水博文さんは「資料として使えるかどうかは専門家の判断に任せるので、心当たりがある方はぜひ連絡してほしい」と協力を呼び掛ける。「できるだけ当時に近い姿を復元して、観光スポットとして広く公開できれば」とも。

 問い合わせは秋田市教育委員会文化振興室(TEL 018-866-2246)まで。

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