秋田市中心街地の活性が目的の迎春イベントが1月3日、大町イベント広場(秋田市大町2)で開かれ、小雪が舞う寒空の下、多くの参加者でにぎわった。
「雪だるまコンテスト」で雪だるまづくりを楽しむ参加者(関連画像)
秋田市大町と通町の両商店街振興組合が共催し、商店街対抗綱引き大会や獅子舞などを披露する迎春イベントは今年で4年目。今年は約200人の市民が参加した。
今年初めて「元気」をテーマに開いた「雪だるまコンテスト」には、親子連れの市民15組ほどが参加。完成度を追求した一般的な雪だるまのほか、「4段重ね」や秋田のゆるキャラ「スギッチ」をイメージした雪だるまなど、参加者は思い思いの雪だるまづくりを楽しんだ。
「大町が勝てば無病息災、通町が勝てば商売繁盛、参加者は夢がかなう」とし、3本勝負で勝敗を決める両商店街対抗綱引き大会は、これまで3連敗中だった通町商店街が初めて勝利。行事を務めた穂積志秋田市長が通町の勝利を宣言した。
「表現豊かで個性的な雪だるまに主催者も驚いた。綱引き大会では初めて通町が勝利を果たすなど、皆さんに楽しんでいただけたのでは」とイベント担当の武内伸文さん。「両商店街の活性につなげていくことができれば」とイベントを振り返った。