秋田市中央街区で再開発が進む工事現場の壁面で11月30日、県民を撮影した写真の展示が始まった。
家族や仲間との絆がテーマの写真をまちなかの工事現場に展示することを通じて、県民の同エリアへの関心を高めることなどを目的に県が主催する「あきたアートプロジェクト」の一環として企画した。
展示されたのは、「あなたと、あなたの大切な人の『いま』を写す」と題し、県民を対象に11月上旬に開いた撮影会で撮影し、縦2メートル・横1.8メートルに引き伸ばしたモノクロ写真。「仲小路」と「中央通り」沿いの囲い壁に計15点を展示するほか、今後、「広小路」沿いにも4点の展示を予定する。
県民文化政策課の担当者は「同エリアの再開発に伴い街が生まれ変わる。これから寒い冬へ向けて、笑顔で温かい気持ちになれるような写真なので足を運んでいただければ」と話す。
展示は来年3月末までを予定。