秋田市内で生産された野菜を使った加工食品の試食販売会「びっくりななやの七変化まつり」が11月26日・27日、「道の駅あきた港」(秋田市土崎湊西1)で開かれ多くの来場者でにぎわった。
秋田市が地元デザイン会社と連携して取り組む農業推進プロジェクト「秋田七野(ななや)」の一環として開かれた同イベント。「野菜をおいしく楽しく食べてほしい」と、市内7軒の農家と5軒の食品加工所などが共同開発した食品を試食販売した。
当日、試食販売したのは、ブロッコリーを練り込んだシュークリーム「ごろごろシュー」やホウレンソウのマフィン、チンゲンサイのアイスや、焼き肉などの添え物に適したネギ塩など7点。
同プロジェクトの澁谷和之さんは「農家や加工所などと連携することで魅力的な商品を開発することができた。商品化にも取り組みたい」と意欲を見せる。
会場を訪れた女性は「試食しておいしかったので家族向けに購入した。マフィンやシュークリームなら、子どもでも野菜を食べやすいのでは」と話していた。