秋田県立スケート場（秋田市新屋町、TEL 018-863-1241）に11月12日、雪遊びコーナー「スノーパーク」がオープンし、親子連れが一足早い雪遊びを楽しんでいる。

秋田県立スケート場に設けられた「スノーパーク」

　「まだスケートができない幼児向けに雪遊びができるスペースがあったら楽しいのでは」と2008年から冬季に特設する同コーナー。

　現在、秋田市内に積雪はないが、スケートリンクの整備に使う「氷上整備車」が削った細かな氷を場内280平方メートルほどの一角に集めて雪の小山を作り、ソリ滑りなどができるようにした。休日には10人前後の親子連れが一足早い雪遊びを楽しんでいる。

　担当の鎌田亜矢子さんは「屋内施設に雪山があることに驚かれることもあるが、吹雪の日など屋内で雪遊びができるのも楽しいのでは」とし、「これから雪山も大きく盛り上げていく。雪合戦したり、カマクラを作ったりして楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。

　同コーナーの開放時間は12時～20時。土曜・日曜・祝日のほか、小中学校の冬季休校期間などは9時30分～19時。同コーナーのみの利用は無料。2012年3月上旬まで。