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秋田の重要無形民俗文化財「竿燈」、スマホで体験-地元企業が開発

秋田の「竿燈(かんとう)まつり」をテーマにしたスマートフォン向け体験型ゲーム「かんとうろいど」

秋田の「竿燈(かんとう)まつり」をテーマにしたスマートフォン向け体験型ゲーム「かんとうろいど」

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 国の重要無形民俗文化財に指定される秋田の「竿燈(かんとう)まつり」をモチーフにしたスマートフォン向け体験型ゲーム「かんとうろいど」が8月26日、リリースされる。

「竿燈」体験型アプリ「かんとうろいど」のゲーム画面

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 ゲームのプレーヤーが竿燈の「竿(さお)」を持ち上げる「差し手」になり、竿が倒れないようにスマートフォンやタブレットPC端末を傾けて遊ぶことで竿燈の体験ができる同アプリ。

 「竿燈の妙技をスマートフォンなどで体験できたら面白いのでは」と、オクトライズ(秋田市土崎港西3)とフォチューナ(仁井田新田1)が共同開発。「秋田市竿燈まつり実行委員会」の公認も得た。

 竿を上げている時間が長いほど得点が高くなり、上げている時間が長くなるほど揺れが大きくなって難易度が上がるルール。体験型ゲームとして、「竿燈まつり」で使われる笛や太鼓の生演奏をBGMに使い、画面全体に竿燈を表示して端末を手に持って竿を上げる雰囲気を楽しむことができる機能を設けたほか、実際の「竿燈妙技大会」の動画が見られる工夫も。

 今後、通信機能を使った複数人での「竿燈妙技大会」を開いたり、背景画像を角館や田沢湖、男鹿半島など秋田の観光地に変更できたりするなど、秋田の観光資源をアピールする追加機能も充実させていくという。

 フォチューナの八木澤栄治社長は「端末を傾けるという直感的なインターフェースなので、誰でも気軽に竿燈を体験することができる。竿燈のアピールを通じて地元を盛り上げられれば」と話す。

 アプリは「アンドロイドマーケット」でダウンロードできる。無料。

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