秋田酒類製造(秋田市川元むつみ町、TEL 018-864-7331)は8月1日、同社敷地内にある酒蔵を改装した「酒造道場・仙人蔵(せんにんぐら)」のイベントスペースとしてのこけら落としを行った。
1953年に建造された日本酒の手造り蔵である「仙人蔵」は、これまでも一般見学のほか、同社や日本酒に関する資料館として活用してきたが、新たにイベントスペースとしても使えるようにリノベーションを行い、創業記念日の同日、元オフコースの大間ジローさんを招いた社員向けライブを開催した。
古民家調の落ち着いた雰囲気の館内には、木製の古い酒造道具を活用したテーブルや大型ハイビジョンテレビを設置するほか、モダンなデザインのバーカウンターも。
「仙人蔵」を担当する同社の京野さんは「将来は展示会やライブなどのイベントスペースとして一般に開放することを検討している」と話す。
同社は東日本第2位の生産量を誇る秋田最大の酒造メーカーで、「清酒・高清水(たかしみず)」が有名。