JR秋田駅前の秋田市千秋公園で9月18日・19日、初めての本格的ジャズフェスティバル「千秋公園Jazz Impression」が開かれ、終日多くの市民でにぎわった。
夜間まで盛り上がりを見せた「千秋公園Jazz Impression」会場
「千秋公園の景観の中で、優れた音楽を楽しんでもらいたい」と市民有志で作る「仲小路ジャズフェスティバル実行委員会」が企画した同イベント。秋田出身のジャズギタリスト小沼ようすけさんやシンガーのジョエル&クリントンさん、椎名林檎さんの実兄の椎名純平さんら人気アーティストのほか、地元を拠点に活動するジャズバンドやフラメンコチームなど15組が演奏や演舞を披露した。
10時開場と同時に続々と詰めかけた来場者は、ビール片手に園内の芝生上に座ったり、同時開催された手づくり雑貨類のマーケットイベント「旅するマーケット」や飲食屋台イベント「千秋ジャズキッチン」を回ったりしながら、思い思いのスタイルで園内に響き渡るジャズの音色を楽しんだ。
実行委員長の芳賀洋介さんは「ジャズフェスティバルとしては今年で4年目だが、会場を千秋公園に移して初めての開催。2日目はあいにくの雨天にもかかわらず、協力いただいた皆さんに助けられながら無事に終えることができた」とし、「ライブ演奏、マーケットイベント、飲食屋台という当イベントのスタイルも定着し、来年以降の開催への手応えも得た。これからも皆さんと一緒に音楽でまちを盛り上げていければ」と話す。