秋田市の仲小路商店街に8月14日オープンした無農薬や減農薬野菜にこだわるカフェ「地球食堂 bonobo(ボノボ)」(秋田市中通2、TEL 080-3124-0436)が、連日多くの利用客でにぎわっている。
秋田市仲小路商店街にオープンした「地球食堂bonobo」店内
「自然との調和や人のつながり」をコンセプトに、秋田県産の玉ネギや骨付きチキンを使った玄米トマトライス(800円)、肉類を使わず野菜と果物だけを使ったカレーライス(900円)、季節の食材を使った定食(800円)やサラダ(400円)など、無農薬・減農薬野菜を中心に地場食材にこだわる同店。「できる限り不要な添加物を採るべきではない」と、ジンジャーエールやジュース(400円~)などのドリンクメニューも自家製が並ぶ。
店舗面積は約20坪。壁面から天井まで、店内は自然や植物をモチーフにオーナーシェフの牛込謙治さんがデザインした。知人の協力も仰ぎながら施工も手掛け、カウンターとテーブル席合わせて19席を設ける。
牛込さんは群馬県出身。秋田大学を卒業後、新宿のパスタ店やカフェで飲食業の修業を積み、妻が秋田出身であることなどから秋田市での開業を決めた。
自身で野菜の栽培にも取り組む牛込さん。「お客さまには体にいいものを食べていただきたいという思いで頑張っている。世代を問わず気持ちよく過ごしていただける空間として成長していければ」と話す。
営業時間は11時30分~21時。水曜定休。