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秋田出身・葛川篤翻訳版「灯台へ」の復刊記念トーク 古本市運営団体が企画

秋田市出身の葛川篤が翻訳を手がけた、イギリス人小説家ヴァージニア・ウルフの作品「灯台へ」(作家の手帖)

秋田市出身の葛川篤が翻訳を手がけた、イギリス人小説家ヴァージニア・ウルフの作品「灯台へ」(作家の手帖)

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 イギリス人小説家ヴァージニア・ウルフの作品「灯台へ」がテーマのトークイベントが来年1月19日、秋田市文化創造館(秋田市千秋明徳町)で開かれる。

イギリス人小説家ヴァージニア・ウルフ

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 新翻訳版(新潮文庫)が9月に出版されたことに続き、長く絶版になっていた旧翻訳版の復刊(作家の手帖)も12月に予定される同作品。1930(昭和5)年、国内で初めて同作品を翻訳し、文芸誌で紹介したのが秋田市出身の翻訳家・葛川篤であることなどから、古本市などを運営する「ほんのたねあきた」がトークイベントを企画した。

 旧翻訳版に収録される葛川の資料をまとめた編集者で、翻訳家の小澤みゆきさんと笠井康平さんをゲストに招き、トークイベントと読書会を開く。同作品を含む関連書籍の販売会や古本市を同時開催する。

 「ほんのたねあきた」で広報を担当する羽川美貴子さんは「現在でも熱狂的なファンの多いウルフ作品。中でも、残された資料が少なく、埋もれた翻訳家とでもいうべき葛川の魅力を丹念に編集した小澤さんらのトークと読書会を皆さんと共有できれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は12時~15時。参加無料(読書会は500円)。

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