美術家・深堀隆介さんの作品展「水面のゆらぎの中へ」が8月4日から、秋田県立美術館(秋田市中通1)で開かれる。秋田経済新聞などが後援。
あたかも水中を生きて泳ぐような立体感ある「金魚」作品などで注目を集める深堀さんの作品展。透明樹脂にアクリル絵の具を何層にも重ねて描く絵画や、創作活動初期の立体作品、映像作品、インスタレーション作品など、新作を含む約300点を展示する。
同美術館指定管理者の平野政吉美術財団(同)総務課長の中川卓さんは「飼っていた1匹の金魚から始まったという、今や世界的な人気を博する深堀さんの『金魚繚乱(かくらん)』の世界。秋田の皆さんに、初期の作品から新作まで色とりどりの金魚を観てもらえれば」と来場を呼びかける。
営業時間は10時~18時(8月6日までは9時~)。入場料は1,000円(高校生以下=500円、土曜・日曜・祝日は100円増)。未就学児無料。9月29日まで。
深堀さんが、8月4日、同美術館に隣接する「秋田市にぎわい交流館AU」(中通1)でライブペインティングを披露する。開催時間は11時~(約60分)。定員200人(先着順、観覧無料)。